天候が良い日は散策しながら古い町並みを味わいたくなり、老舗商店が並ぶ「こまつ町家」へ行ってきました。古い町家が美しく立ち並ぶ龍助町の大通りを散策すると、お茶の香ばしい香りにつられて「長保屋茶舗」にたどり着きました。

店内に入ると、さらにお茶の香ばしい香りが漂います。現在、お店を切り盛りするのは12代目の当主の長谷部英夫さんです。現在で創業370年だと教えていただきました。

店内には創業当時から使い続けている道具などがあります。煎じたお茶を保管している木箱の歴史を感じる風合いが素敵ですね。

木箱の中には「加賀かほり」の煎りたてが保管されています。すぐにお茶を淹れて飲む方はこちらを購入されるそうです。木箱を開けた途端にお茶の良い香りがさらに広がります。

手土産や、すぐにお茶を淹れない方はパック詰めされた「加賀かほり」が人気だと、教えてくださいました。

急須で淹れるタイプとティーバッグタイプがあります。今回は、ティーバッグタイプを購入しました。帰宅後にお茶を味わいましたが、香り高く深みのあるおいしい棒茶でした。

他にも、抹茶や手土産にも喜ばれそうなパックセットもありました。

美しい老舗町家の町並みを楽しみながら、美味しいお茶の香りに癒されるのも良いですね。お茶でほっと一息つきたくなったら、龍助町の「長保屋茶舗」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回、取材に応じてくださった12代目の長谷部さん(写真右)、ありがとうございました。ご近所の中出精肉店さん(写真左)の店主さんも遊びにきてくださいました。

長保屋茶舗の場所はこちら↓